６月１２日、賃貸住宅の管理業務等の適正化に関する法律「賃貸管理適正化法」が閣議決定しました。令和2年12月より特定賃貸借契約（マスターリース契約）並びに一般管理委託契約において、契約時に貸主への重要事項説明義務が生じます。令和3年6月からは賃貸住宅管理業者の登録制度が義務化され、200戸以上管理している会社は登録が義務付けられます。また登録業者には管理業務者の設置が義務付けられ、賃貸不動産経営管理士又は宅地建物取引士の講習受講が義務付けられます。当社では既に法律化されることを見越して平成２４年、今から８年前に賃貸住宅管理業者登録を国土交通省にしております。これにより賃貸不動産経営管理士は国家資格化されたことになります。この法律ができた背景は、ご承知のかぼちゃの馬車事件などずさんな賃貸管理業務を行っている会社が目立ってきたことによります。今後は賃貸管理業者の淘汰が進むことになると思われます。