ブラジル③
さすが!!
不動産業界で海外進出ではリーディングカンパニーのスターツさんは
既にブラジルも出店していた!!
まだ準備期間も含め出店して3年!現地社長の方と
ブラジル賃貸業界のことよく聞かせていただきました!
で、物件も視察!
入口は2重のオートロック、これじゃ後をつけて入れないですね
築年数は古いですが、管理が行き届いています
広いリビング
ブラジルではだいたいシャワーだけですが風呂もありました、高級ってことですね!
この物件は分譲マンションを賃貸に回しているとのこと。日本の駐在員の方も住んでいるマンション
でお家賃は・・・80万くらい、80㎡ですよ!!
日本の23区内と同じ、もしくはそれ以上です!
まぁここのエリアは治安的にも安定していて、日本人学校のバスのルートでもあるので
日本人には人気のエリアです。
で、スターツの現地社長の方から教えてもらったブラジル賃貸の留意点を箇条書きにすると
・契約期間は30か月
(罰金は3か月。契約前解約、賃料滞納、入居規約違反は罰金。ただし入居期間に応じて罰金は減額。
市外転勤に基づく解約は30日前通知で罰金が発生しない!!! これって、なんだか日本にないシステム!)
→入居期間中でも2年目・3年目のタイミングで国の物価上昇率に応じて賃料が値上がります。ブラジルでは
物価上昇が年率6~8%なんで、入居者は大変ですね。というか、給料も物価に合わせて確実に上がりますが(笑)
・賃料・共益費・固定資産税を入居者が払う
・賃料は後払い
・礼金・敷金・手数料がない
・保証が必要
→保証人は賃料の3倍の収入が必要、サンパウロ市内に居住用の不動産を所有していることを要求される場合があり
→銀行による保証制度もある(約4%の保証料)
→家賃保証制度 保険会社による保証制度。日経保険会社で3%、ブラジル保険会社で10%
→会社保障 勤務先の会社が保証。赤字を出していると保証ができない
あとは日本と同じ感じです。
成約時にオーナーから1か月の報酬がもらえます。
高額賃貸じゃないとなかなか商売的には難しいですね。
日本人駐在員はこのパウリスタ通り(日本人学校バスルート)あたりで800人
海外では最低でも駐在員が3000人くらいないと商売的にはなりたたないと。。。
しかし、この800人を独占できれば、成り立ちますよね
おおよそ5人くらいで経営しているので、500万が損益だとしても年間6000万
仲介だけで事業を成り立たせるとなると1契約60万だとして、最低100本の月8.3契約
んー、仲介以外での収益が確実に必要ですね。日本と同じです。
しかしんがら、日本の裏側で、日本人が安心して暮らせる住宅の提供は
大変意義があり、尊敬に値しますよね。
私が聞いた地方では管理料をオーナーから賃料の5%もらい、
そのかわり家賃を保証しないといけない。
と、日本の同じスキームも見ました。
ただ、こここのサンパウロはその習慣がまだないとのこと。
つまり、貸し手市場!!!
なんだか、日本の20年前みたい!(笑)